唾液のチカラ
2014.08.31更新
唾液にはたくさんの秘密があります。
唾液の秘密①
口は消化器官の最初の部分です。お米など、炭水化物の中に含まれているデンプンを唾液中の酵素アミラーゼが分解すること腸粘膜での分解・吸収を助けます。
『よく噛んで、唾液と混ぜて食べましょう!』お腹に優しい食べ方です。
唾液の秘密②
歯医者として1番大事なところがこれ『自浄作用』です!噛む刺激で、唾液がでます。しっかり噛んでたべたら、お口は自分でキレイにすることがてきるんですね。
だって、野生の動物は歯磨きしなくても大丈夫ですもんね。
ここでのポイントは、『早食いはしないで、ゆっくり噛んで食べる』ということ。
唾液の秘密③
なんと唾液には細菌と戦うラクトフェリン、リゾチームなどが含まれ天然の抗菌作用というチカラをもっています。身体の中に悪玉細菌が入った時に、病院で抗生物質のお薬がだされます。このお薬の力を抗菌作用といいます。
『唾液は、虫歯や歯周病など様々な感染を防ぎます。』
唾液の秘密④
唾液はネトネトしていますよね。これは唾液にはムチンという成分が含まれているからです。ムチンはお口を乾燥から守っています。また、食べ物や入れ歯など外からの刺激から歯茎などの粘膜を保護しています。
『なんらかの原因で唾液が少なくなるとお口がピリピリしたりするんですね。』
唾液の秘密⑤
。通常の口の中は中性を保っています。 食べ物を食べたりするとお口の中は酸性になります。酸性になるとお口の中の悪玉細菌が増えます。この悪玉菌が、増えすぎると虫歯や歯周病をひきおこします。酸性を中性に戻す力を緩衝作用といいますが、この力がお口の中の環境を整えて、虫歯や歯周病の予防に役立っています。
『ドライマウスなど唾液が少なくなると虫歯や歯周病に罹りやすくなります。』
唾液の秘密⑥
食べたり飲んだりすると、糖質と細菌が反応して酸性になります。すると歯が溶けはじめます。この現象を、脱灰といいます。このまま溶け続けると歯に穴があいてしまいす。そうです、これが虫歯です。食べたり飲んだりする度に歯が溶けちゃうの?
そうです。でも、大丈夫!
唾液の中には、溶けてしまった歯を治す成分が入っています。唾液があれば溶けても戻るから大丈夫。目では見えない部分です。さすがの唾液も目てみてわかる穴は治せません。歯医者にいって治しましょうね。
唾液は『歯の美容液⁈』
☆☆まとめ☆☆
唾液にはすごいで力があります。
だからこそ、少なくなったら大変です。
お口の中が、カラカラ、ピリピリなどの症状があれば他の様々な病気を引き起こすかもしれません。
ドライマウス治療をしている医院に相談しましょう。
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